老若男女問わず愛されるスポーツウェアブランドであるチャンピオン。
個人的にもスウェットと言えばチャンピオンと胸を張って言えるくらい大好きなブランドです。
今では古着屋にとどまらずセレクトショップとのコラボも頻繁にしており年々有名になってきている印象です。
この記事ではチャンピオンについてご紹介していきたいと思います。
チャンピオンの歴史
1919年ニューヨーク州で創業。
今年で創業100年になります。(2019年現在)
創業当初はスウェットの前身であるウール素材の下着を外で働く人のための防寒着として販売がスタートしました。
その後ミシガン大学のスポーツウェアを作りはじめ、品質の良さからコーチ間の口コミでチャンピオン社の名前が大きく広がっていきました。
のちに大学名をプリントしたスウェットが若者の中で流行し、下着と言われていたスウェットをファッションアイテムとして扱われるようになりました。
チャンピオンといえばリバースウィーブ
スウェットの素材は織物ではなく編み物で、洗えば縦縮みするのがスウェットの欠点でした。
(Tシャツが洗えば洗うほど縮むのはこのためです。)
長年縦縮みに悩まされ続けていましたが縦織だった生地を横向きに織ることで縦縮みは解消されました。
生地を横向きにしたことによる横縮みに関しては両脇をリブで切り替えたことで防止。
知ってか知らずか、それがスポーツウェアとして必要な体の動きに対して生地が対応する効果も生み出すことになりました。
のちにリバースウィーブは特許を取得し現代のファッションにおいても未だにチャンピオン社の代名詞となっています。
チャンピオンの人気アイテム
リバースウィーブスウェット、チャンピオンといえばこれです。
説明不要のかっこよさ、キング・オブ・スウェットです。
古着で一度縮んだリバースウィーブを購入する際、着丈で合わせてご購入されるならば身幅がややオーバーサイズでざっくりとしたシルエットが最高です。
これは新品の商品には出せない良さなのでリバースウィーブを雰囲気よく着るならば古着をオススメします。
女性が着用してもめちゃくちゃかわいいです。
さいごに
新品のチャンピオンにもよさはあります。
昔にはないディティール、お洒落なカラー、今のトレンドをおさえたもの。
確かに綺麗でかっこいいです。
ですがリバースウィーブのところで触れたように縦縮みした分に合わせた着丈で購入するからこそ唯一無二のシルエットを味わえるのが古着です。
これは新品には出せないものです。
そういう点で古着のよさを伝え続けているブランドの代表がチャンピオンであり、尚且つ新しいことにも挑戦し続ける姿勢が100年間も愛され続ける理由ではないでしょうか。
普段新品ばかりしか買わない方、ぜひお手にとってみてください。
ライター:結うすけ
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