ライダースジャケットといえば、着こなしが難しく、着る人を選びそうなイメージを持たれがちですが、実はシンプルがゆえに時代や流行に左右されない着回しのきく永遠の定番アイテムです。
今回は、古着好きのみならず、ファッション好きならだれもが興味を惹かれるであろうライダーズジャケットの魅力についてお伝えします。
ライダースジャケットの歴史
もともとはフライトジャケットから影響を受け誕生したといわれており、正式に世に発表された第一弾は、1931年にかの有名なハーレーダビットソンから販売されたシングルのライダースと言われています。
その間、様々なメーカーや会社からライダースジャケットは発表されましたが、ダブルの原型となるライダースを初めて世に発表したのもハーレーダビットソンで、シングルの発表からおよそ8年後の1939年のことでした。
1950年代になると、マーロン・ブランド主演の「The Wild One」の公開や、エルビス・プレスリーに代表されるR&Rの到来により、ライダースジャケットはファッション性も強く評価されるようになります。
また1960年代頃から、素材は馬革から牛革が使用されるようになりました。
ライダースジャケットの種類
ライダースジャケットのタイプには大きく分けるとシングルタイプとダブルタイプの2種類があります。。
・シングルは、中央部に垂直にチャックがあり、前面の生地が重なっていません。また、襟元が少し立ち上がるようにデザインされています。
・ダブルは、生地右側に斜め式のチャックがあり、全面の生地は2枚重ねになっています。また襟がダブルにデザインされています。
大人っぽい落ち着いたファッションで着こなすならシングルタイプ、個性的なロックスタイルを選ぶならダブルタイプを選ぶのが定番の着こなしです。
シングルとダブルでは大きく印象が異なるので、自分のスタイルにあった着こなしやすい好みのタイプをじっくり選んでみましょう。
ライダースジャケットの着回し方
ライダースは、合わせるインナーやパンツによって、きれいめやロック、古着やストリートなど、どんなスタイルにも対応できるのが強みです。
しかし、ライダース自体の主張が強いため、よほどの上級者でないかぎりは、合わせるインナーやパンツはシンプルなアイテムを選び、大人っぽく着こなすのがおすすめです。
まとめ
着回しが難しそうでなかなか手が出しづらいライダースジャケットですが、最初の一着だからこそ、リーズナブルで経年変化を楽しめる古着で探してみてはいかがでしょうか?
古着のライダースはひとつひとつに個性があり、だからこそ選ぶ楽しさがあります。
ぜひ、自分だけの一着を探してみてください。
ライター:watari
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