ひとり商いラボは、開業する人・事業を継続する人を応援するサイトです。
開業準備や日々の事業運営に役立つ情報、考えを整理するための資料、実際の仕事に使える実務ツールを公開しています。
事業に一つの正解があるとは考えていません。
場所、人、資金、経験、タイミングによって、合う方法は変わります。
だからこそ、誰かの答えをそのまま当てはめるのではなく、自分の条件で考え、判断し、行動するための材料を届けたいと考えています。
ひとりで抱え込まないための場所を作りたかった
私は、古着業界出身ではありません。
古着衛門を始める前は、化粧品業界で16年間働いていました。
製造、生産技術、研究開発に関わりながら、ものづくりの流れ、会社内部の仕組み、組織の動き方を見てきました。
その中で、いつか自分で会社を作るなら、どういう形がよいのかを考えていました。
その16年間を経て、2011年1月に、現在の古着衛門を創業しました。
そして、2012年に法人成りし、株式会社エモングループを設立しました。
そこから、気づけば本当にいろいろなことがありました。
2011年1月に創業すると、その年の3月には東日本大震災。
2020年には、新型コロナウイルスの流行。
取引先の倒産、掛売金の回収不能、人手不足、特別損失、海外輸出入の停止、商標をめぐる問題など、事業を続けていれば、想定していなかったことも起こります。
そのたびに、一人で悩み、一人で考え、一人で解決してきました。
でも、私はそれが楽しかったのだと思います。
もちろん、大変なことはありました。
不安になることも、迷うこともありました。
それでも、自分で考え、自分で判断し、自分で動かしていくことに、事業の面白さを感じていました。
一人で悩むのが苦しかった、という声
一方で、私に相談に来られる方々が、よく口にする言葉があります。
「一人で悩むのが苦しかった」
「相談できる人がいてよかった」
たぶん、私はそれほど特別なことはしていません。
話を聞き、少しの経験談や、少しの知識を話すだけです。
それだけで、起業を志す方や、すでに事業をされている方が、自分の中で整理して、腑に落ちて帰られることがあります。
それだけの能力が、もともとある方たちなのだと思います。
ただ、一人で悩み続けていると、その能力をうまく発揮できなくなることがあります。
不安や焦りで、考えが止まってしまうことがあります。
一つのヒントをつかむだけで、せき止められていた川が流れ出すように、物事が動き出すことがあります。
そのヒントをつかめる場所を作れたら。
自分の力を発揮できないくらい追い詰められた気持ちを、少しでも和らげられる場所があったら。
そう考えたことが、ひとり商いラボを作った理由です。
古着衛門を続ける中で感じたこと
古着衛門を続ける中で、強く感じていることがあります。
人の流れ、モノの流れ、お金の流れ。
この3つは、とても大切です。
そして、止めてはいけないものだと思っています。
古着衛門の基本的な仕組みは、創業当時からほとんど変わっていません。
それは、古着や小売りの経験がなかった私でも運営できるように、できるだけ単純で、特別な知識や経験に頼りすぎない仕組みを作ったからです。
自分に何ができて、何ができないのかを知ること。
そのうえで、人が欲していて、自分が提供できる価値は何なのかを考えること。
これが、とても大切だと感じています。
商売は、気合いだけでは続きません。
才能だけでも続きません。
良い商品があるだけでも、うまくいくとは限りません。
自分に合った仕組みを作ること。
続けられる形に整えること。
人、モノ、お金の流れを止めないこと。
そういう現実的な部分を考え続けることが、事業を続ける力になるのだと思います。
失敗しない方法ではなく、考える材料を届けたい
ひとり商いラボは、「こうすれば必ず成功します」と言う場所ではありません。
事業に、絶対の正解はないと思っています。
同じ方法でも、場所、人、資金、経験、タイミングによって結果は変わります。
だからこそ、失敗しない方法を教えるのではなく、自分で考えるための材料を届けたいと思っています。
知識や情報を読む。
資料を使って、自分の考えや数字を整理する。
実務ツールを使って、実際の仕事を進める。
必要であれば、分からないことを相談しながら、自分の考えを確かめる。
その中から、自分の事業に合うものを選び、自分で判断して使ってもらえれば十分です。
誰かに答えを決めてもらうのではなく、自分の中で答えを見つけていく。
ひとり商いラボは、そのための場所にしたいと考えています。
情報・資料・実務ツールを、必要に合わせて
開業前に必要なことと、事業を始めてから必要になることは同じではありません。
業種や規模によっても、困ることや必要なものは変わります。
ひとり商いラボでは、開業や事業運営の中で実際に必要になることを考えながら、提供する情報・資料・実務ツールを増やし、内容を改善していきます。
最初からすべてが揃っているサイトではありません。
必要なものを少しずつ増やし、今あるものも、より使いやすい形へ整えていきます。
古着衛門を始めたときに、あってほしかったもの。
実際に事業を続ける中で、必要だったもの。
今なら、こういうものがあればもっと分かりやすかった、もっと作業しやすかったと思うもの。
そうしたものを、一つずつ形にしています。
この場所をどう使ってほしいか
決まった使い方はありません。
開業について調べたいときは、情報を読む。
考えを整理したいときは、資料を使う。
日々の作業を進めたいときは、実務ツールを使う。
一人では整理しにくいことや、使い方について分からないことがあれば、オープンチャットで質問・相談することもできます。
すべてを使う必要はありません。
自分の開業準備や事業運営に必要なものだけを、必要なときに使ってください。
ひとり商いラボは、誰かに全部任せる場所ではありません。
誰かに従う場所でもありません。
自分で考え、自分で判断し、自分で行動するための場所です。
ただし、その判断を完全にひとりで抱え込む必要はないと思っています。
責任は、自分にあることが一番の自由
事業のトップであるからこそ、悩みを抱えたり、迷ったりすることがあります。
それでも、そのリスクを取っても有り余る楽しさと可能性があるからこそ、私は事業を続けています。
責任は自分にある。
それは重いことでもあります。
でも同時に、一番の自由でもあります。
自分で考え、自分で決め、自分で動かす。
その結果を受け止め、また考え直す。
それが、ひとりで事業をする面白さだと思っています。
ひとり商いラボでは、特定の結果や利益を保証することはできません。
最終的な判断と実行は、ご自身で行っていただくことになります。
ただ、考える材料は届けられます。
私自身の経験や、確認できる情報を伝えることはできます。
自分の考えを整理する資料を用意することもできます。
日々の仕事に使える実務ツールを作ることもできます。
一人では見えにくくなったことを、もう一度考えるきっかけを作ることもできると思っています。
ひとりで抱え込まず、事業を考え、育て続けるための場所。
それが、ひとり商いラボです。
詳しくは、以下のページをご覧ください。
2026年7月6日
株式会社エモングループ
代表取締役 森谷勇人



