メルカリで商品がなかなか売れないとき、よく行われる方法の一つが値下げです。
特に以前から、
「100円値下げすると検索結果の上に出やすい」
「毎日100円ずつ下げると売れやすい」
といった方法を見聞きしたことがある方も多いと思います。
では現在も、100円値下げを繰り返すことに意味があるのでしょうか。
2026年現在のメルカリ公式情報を確認すると、価格を調整すること自体は商品を販売していくうえで重要ですが、「100円ずつ小刻みに値下げすれば有利になる」という考え方とは少し違います。
メルカリでは現在も価格調整が重要
メルカリ公式ガイドでは、出品商品を検索結果へ表示させやすくする方法の一つとして、価格を適切に調整することが案内されています。
つまり、値下げそのものが意味のなくなったわけではありません。
商品が長く売れていない。
同じような商品の価格と比べて高くなっている。
季節や需要が変わった。
そうしたときに、現在の販売価格が適切なのかを見直すことは今でも必要です。
100円ずつ値下げすれば上位表示される?
ここは以前の記事から大きく見直した部分です。
現在のメルカリ公式ガイドでは、価格を適切に調整することを案内する一方で、小刻みに値下げすることが有利に働くわけではないと説明されています。
そのため、
「100円値下げをしたから検索順位が上がる」
と考えて機械的に値下げを続けるのは、現在の公式情報とは一致しません。
100円という金額そのものに特別な意味を持たせるのではなく、現在の商品の価格を見直すことが重要です。
値下げする前に、売れない理由を確認する
商品が売れないと、まず価格を下げたくなることがあります。
ただ、売れない理由は価格だけとは限りません。
- 商品名が検索される言葉と合っているか
- 商品説明に必要な情報が入っているか
- カテゴリやブランドなどの商品情報が正しいか
- 写真で商品の状態や特徴が伝わっているか
- 現在の季節と商品が合っているか
- 同じような商品の価格帯と大きく離れていないか
- そもそも現在その商品に需要があるか
価格を下げても売れない商品を、そのままさらに下げ続けても状況が変わらないことがあります。
値下げは、売れない商品のすべてを解決する方法ではありません。
値下げする商品と、そのままにする商品を分ける
出品している商品を、すべて同じように値下げする必要もありません。
例えば、
- 長期間売れていない商品
- 相場と比べて価格を見直したい商品
- 季節が終わる前に販売したい商品
- 在庫を動かしたい商品
など、値下げする理由がある商品を選びます。
反対に、現在よく売れている商品や、これから需要が高まりそうな商品まで同じように値下げする必要はありません。
100円値下げは「価格を動かす単位」としては使いやすい
では、100円値下げそのものに意味がないのかというと、そういう話でもありません。
例えば1,500円の商品を1,400円へ変更する。
2,500円の商品を2,400円へ変更する。
このように、価格を少し見直したいときの単位として100円は分かりやすく、実際の運用もしやすい金額です。
大切なのは、
「100円下げると上位表示されるから下げる」のではなく、「この商品の価格を見直したいから100円下げる」
という順番です。
値下げしたら、その後の反応を見る
価格を変更したら、それで終わりではありません。
値下げした後に売れたのか。
閲覧されても売れなかったのか。
さらに時間が経過しても動かなかったのか。
結果を見ることで、次に何を変えるかを考えられます。
値下げして売れたのであれば、その価格帯に反応があったという事実が残ります。
値下げしても売れなかったのであれば、価格以外にも見るべきところがあるかもしれません。
値下げは、商品に対する反応を見るための一つの方法でもあります。
価格は下げるだけではない
価格調整というと値下げばかり考えがちですが、商品の状況は時間とともに変わります。
- 季節が来た
- 気温が変わった
- ブランドや商品が話題になった
- 需要が増えた
- 同じカテゴリーの商品が動き始めた
こうした変化があれば、以前に下げた価格が今も適切なのかをもう一度確認できます。
下げる理由があれば下げる。
戻す理由があれば戻す。
上げる理由があれば上げる。
何も変える理由がなければ、そのままにする。
価格調整は一方向ではありません。
メルカリで価格を変更する方法
現在のメルカリでは、商品が売れる前であれば出品中商品の価格を変更できます。
アプリの場合は、出品中の商品から対象商品を選び、「商品の編集」から販売価格を変更します。
Webサイトでも、出品した商品から対象商品を選び、商品の編集画面で価格を変更できます。
商品が売れた後は販売価格を変更できないため、価格調整は出品中に行います。
商品数が増えると、値下げ作業そのものが負担になる
数商品だけであれば、価格を一つずつ確認して変更しても大きな作業にはなりません。
しかし、出品商品が増えてくると状況が変わります。
20商品。
50商品。
100商品。
商品数が増えるほど、価格を考えることよりも、対象商品を探して一つずつ編集する作業に時間がかかるようになります。
ここは、商品数が多いほど大きな違いになります。
価格を下げることより、価格を管理することが重要
私が重要だと考えているのは、毎日100円値下げを続けることではありません。
今どの商品が売れているのか。
どの商品が長く残っているのか。
どの価格帯の商品が動いているのか。
価格を変えた後にどうなったのか。
こうした結果を見ながら、次の判断につなげていくことです。
100円値下げも、その中で使う一つの方法です。
まとめ|「100円下げること」を目的にしない
メルカリでは現在も、商品の価格を適切に調整することが重要です。
一方で、100円ずつ小刻みに値下げすること自体が検索結果で有利になるわけではないことも、現在の公式ガイドで案内されています。
そのため、
- 現在の商品を確認する
- 値下げする理由がある商品を選ぶ
- 価格を変更する
- 変更後の反応を見る
- 必要なら価格や商品情報をもう一度見直す
という使い方の方が実際の運営にはつながります。
「100円下げれば売れる」ではなく、「なぜこの商品の価格を変えるのか」。
そこを考えながら価格を動かすことが大切です。
メルカリShopsも運営している方へ
ここまでは、通常のメルカリでの価格調整について紹介しました。
メルカリShopsも運営していて、商品数が多く、価格変更をまとめて行いたい場合は、商品CSVを使った一括更新という方法があります。
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無料版では最大100商品を対象に、100円ずつ値下げした一括更新用CSVを作成できます。
通常のメルカリとは仕組みが異なるため、メルカリShopsを運営している方だけの関連ツールとして利用できます。
メルカリShopsで商品が売れないときの見直し方や、価格調整以外の実務ツールについてはこちらで詳しく紹介しています。
メルカリShopsで商品が売れない!運営を効率化しながら打開する方法
メルカリShopsの商品値下げを見極める|価格見直し・値上げのタイミング
※この記事は2026年9月時点のメルカリ公式ヘルプを確認して内容を更新しています。メルカリの機能や検索表示の仕組みは変更される場合があります。
※ひとり商いラボのメルカリShops関連ツールは、株式会社メルカリおよびメルカリShopsの公式ツールではありません。



