アディダスとは
スポーツウェアからストリートファッションまで、世界中で幅広く愛されているブランド「アディダス」。
プロのアスリートが使用する本格ギアから、日常のコーデに馴染むカジュアルウェアまで、多彩なアイテムが揃います。
「アディダスってどんなブランド?」
「ロゴの違いを知りたい」
そんな方へ向けて、アディダスの成り立ちから4種類の公式ロゴの意味まで わかりやすく解説します。
アディダスの歴史:創業者は“アディ”ことアドルフ・ダスラー
アディダス(adidas)は、ドイツの靴職人 アドルフ・ダスラー によって
1948年に創設 されました。
- アドルフの愛称「アディ(Adi)」
- 苗字「ダスラー(Dassler)」
この2つを組み合わせたのが、ブランド名 adidas の由来です。
さらに有名な話として、
兄のルドルフ・ダスラーは「PUMA(プーマ)」の創業者。
同じ靴工房から世界的スポーツブランドが2つ生まれた、まさに伝説の兄弟です。
アディダスのロゴは4種類ある
アディダスには、意外と知られていないのですが
4つの公式ロゴ が存在します。
それぞれに役割・位置づけがあり、
ロゴを見るだけで「どんな用途のラインなのか」が分かります。
順番に解説します。
① トレフォイルロゴ(Trefoil Logo)

1972年誕生。現在は “adidas Originals(オリジナルス)” の象徴。
3枚の葉をモチーフにしたロゴで、
ストリート・カルチャー・ファッション性の高いラインで使用されています。
- プロモデ・スタンスミスなどの名作スニーカー
- デザイナー/アーティストとのコラボ
- 古着屋で最も見かけるロゴ
カジュアル・普段着・ストリートが好きな人なら
最も馴染みのあるロゴと言えるでしょう。
② スポーツパフォーマンスロゴ(Performance Logo)

三角形状に配置された“3本線”のロゴ。
アスリート向けの 高機能ライン に使われています。
1990年代後半から本格展開され、
プロスポーツ選手が着用するウェアやシューズは
ほとんどこのロゴが採用されています。
特徴
- 吸湿速乾・軽量・耐久性など高機能
- ランニング、サッカー、バスケなど競技向け
- スポーツ用品店で最も見かけるロゴ
機能性とデザインを両立した、アディダスの中心的ロゴです。
③ グローブロゴ(adidas Sport Style/2002〜)

2002年に登場した新世代ロゴで、
スポーツとファッションの中間ライン を象徴するロゴです。
「スポーツスタイルロゴ」と呼ばれることもあります。
位置づけは
- オリジナルス=ファッション寄り
- パフォーマンス=アスリート寄り
- グローブロゴ=その中間
今後採用商品が増えると言われており、
より多くの場面で目にする可能性があります。
④ リニアロゴ(Linear Logo)

実は最も世の中に普及しているアディダスのロゴ。
文字のみで構成されたシンプルな「adidas」の表記です。
特徴
- 全ラインに使われる“ブランド全体の顔”
- もっとも日常で目にするロゴ
- 低価格帯から高機能ラインまで幅広く使用
「これもロゴ?」と思う人が多いですが、
アディダスの象徴的ロゴとして全ラインのベースに存在します。
まとめ:ロゴでわかるアディダスの世界観
アディダスの4種類のロゴには、それぞれ「役割」と「世界観」があります。
| ロゴ名 | 位置づけ | 主な用途 |
|---|---|---|
| トレフォイルロゴ | ファッション | オリジナルス・ストリート |
| スポーツパフォーマンスロゴ | 機能・競技 | プロスポーツ・トレーニング |
| グローブロゴ | スポーツ×ファッション | ライフスタイル・ミックス |
| リニアロゴ | 全ライン |
ロゴが分かると、
アディダスの商品ラインナップやトレンドが
より深く理解できるようになります。
ファッションとして楽しむのもよし、
機能性を求めてスポーツに使うのもよし。
あなたが選ぶアイテムの“意味”も、ロゴが教えてくれるはずです。
ライター:こうへい
フリーのWebライター兼モデルとしてマルチに働く大学生!
現在tシャツ&スウェット専門のアパレルブランド立ち上げ準備中です!
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