メルカリで出品するとき、「この言葉を商品名や説明文に入れたら削除される?」「メルカリの禁止ワード一覧を知りたい」と気になることがあります。
結論からいうと、メルカリ公式ヘルプでは、すべての「NGワード」「禁止ワード」をまとめた一律の単語リストは確認できません。
一方で、メルカリが公式に「記載してはいけない」と具体例まで示している表現はあります。
- 返品不可
- ノークレーム(NC)
- ノーリターン(NR)
- ノーキャンセル(NC)
- 3N
また、言葉だけではなく、何を出品するか、どのように販売するか、取引をどのように進めるかにも禁止事項があります。
この記事では、2026年8月時点のメルカリ公式ヘルプを確認しながら、禁止ワードとして注意したい表現、出品禁止商品、禁止行為を整理します。
メルカリに「禁止ワード一覧」はある?
インターネットで「メルカリ 禁止ワード」「メルカリ NGワード」と検索すると、さまざまな単語をまとめた一覧が出てきます。
しかし、少なくとも現在のメルカリ公式ヘルプでは、特定の単語を並べた包括的な「禁止ワード一覧」は公開されていません。
したがって、「この単語が入っていたら必ず出品できない」と単純に判断するのは適切ではありません。
たとえば「偽造」という言葉でも、「偽造品です」と販売するのと、「偽造品ではありません」と説明するのでは意味が違います。
メルカリで重要なのは、単語だけではなく、その商品や説明、販売方法が禁止事項に該当するかどうかです。
公式に禁止されている表現|返品不可・NC・NR・3N
「禁止ワード」に近いものとして、メルカリが公式に具体例を示しているのが、商品に問題があっても返品に応じないことを意味する表現です。
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| 返品不可 | 返品には応じないという意味 |
| ノークレーム/NC | 苦情を受け付けないという意味 |
| ノーリターン/NR | 返品を受け付けないという意味 |
| ノーキャンセル/NC | キャンセルを受け付けないという意味 |
| 3N | ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセル等をまとめた略語 |
メルカリでは、記載する場所にかかわらず、「商品に問題があっても返品に応じない」という内容を掲載することを禁止しています。
プロフィールに「返品不可」と書いておけばよい、ということでもありません。
商品説明、プロフィール、コメントなど、掲載場所を変えても禁止事項に該当する可能性があります。
メルカリ公式:商品に問題があっても返品に応じないという記載をすること

「無料」「プレゼント」なども禁止ワード?
「無料」「プレゼント」「薬物」「偽造」などをメルカリの禁止ワードとして紹介している情報を見かけることがあります。
しかし、これらの単語そのものが、文脈にかかわらず一律に禁止されているとする公式の禁止ワード一覧は確認できません。
もちろん、その言葉を使って禁止商品の販売や禁止行為を行えば問題になります。
反対に、商品について正確に説明するために必要な言葉まで、単語だけを見てすべて禁止と判断することはできません。
「禁止ワードを避ければ大丈夫」と考えるのではなく、メルカリで禁止されている商品と行為を理解しておくことが重要です。
メルカリで禁止されている出品物
メルカリでは、安全性、法律、知的財産権、取引上のトラブル防止などの観点から、多くの商品について出品を禁止しています。
2026年8月時点の主なカテゴリーを整理すると、次のようになります。
| 主なカテゴリー | 例 |
|---|---|
| 法令等で規制されるもの | 規制薬物・危険ドラッグ類、対象となる医薬品・医療機器、たばこ、武器など |
| 知的財産権を侵害するもの | 偽ブランド品、正規品と確証のないもの、著作権・商標権を侵害するもの |
| 盗品・不正取得品 | 盗品、拾得・横領したと判断されるものなど |
| 危険性のあるもの | 危険物、安全性に問題のある商品など |
| 現金等 | 現金や金銭、それらに類すると判断されるもの |
| 手元にないもの | 出品時点で所有していない商品、ECサイトから購入者へ直接発送する商品など |
| 実体のないもの | 情報商材、サービス、権利、SNSアカウントなど |
| 電子データ | 電子チケット、電子クーポン、QRコード、ゲームアカウントやゲーム内通貨など |
| 成人向け・生き物等 | 18禁・アダルト関連、生き物など |
禁止されている商品は細かく条件が定められているため、「医療関係だから全部ダメ」「チケットなら全部ダメ」というように大まかに判断するのも適切ではありません。
出品できるか判断に迷う商品は、メルカリ公式の最新一覧から該当カテゴリーを確認しましょう。

古着を出品するときに特に注意したい禁止商品
古着を扱う場合にも、メルカリ独自の禁止事項があります。
偽ブランド品・正規品と確証のない商品
ブランド品について、偽ブランド品だけでなく、正規品であると確証がない商品も禁止対象として案内されています。
ブランド名やロゴがあるからといって、真贋を確認できないまま断定して出品するのは避けましょう。
使用済みの下着類
使用済みの下着類は、メルカリの禁止されている出品物に含まれています。
使用済みのスクール水着・体操着・学生服類など
使用済みのスクール水着、体操着、学生服類などについても禁止カテゴリーが設けられています。
古着だから何でも出品できるわけではありません。仕入れ品や家庭の不用品を出品する場合も、出品前に禁止対象になっていないか確認が必要です。
無在庫販売・手元にない商品の出品は禁止
メルカリでは、出品者の手元にない商品を出品することを禁止しています。
たとえば次のような出品です。
- 出品時点ではまだ持っていない商品を販売する
- 発売前の商品を予約・取り寄せ前提で出品する
- 他のECサイトで購入し、そのECサイトから購入者へ直接発送する
- 配送代行サービスを利用して購入者へ直接発送する
いわゆる「無在庫転売」と呼ばれる方法の中には、この禁止事項に該当するものがあります。
メルカリで出品する場合は、原則として実際の商品を手元に用意し、状態を確認したうえで出品しましょう。
メルカリ公式:手元にない商品の出品やECサイト等から直送すること
外部サービス・SNSへ誘導する行為は禁止
メルカリで取引相手をLINE、Instagram、Xなどの外部サービスへ誘導することも禁止されています。
公式ガイドでは、次のような行為が違反例として挙げられています。
- SNSなど外部サイトへ誘導する
- 外部サービスへの誘導に応じる
- プロフィールや商品説明にSNSのIDを記載する
- コメントや取引メッセージに電話番号など外部連絡手段を記載する
- 外部サービスへ誘導するQRコード等の画像を掲載する
メルカリ外で直接代金を受け取るような取引は、トラブル時にメルカリのサポートを受けられないだけでなく、禁止行為に該当する可能性があります。
商品説明・画像でも注意したい禁止行為
禁止商品を出品していなくても、商品ページの作り方によっては問題になることがあります。
虚偽・誤解を招く情報を記載しない
商品の状態や内容について、虚偽の情報や誤解を招く可能性がある情報を掲載することは禁止されています。
傷、汚れ、不具合、サイズなど、購入判断に影響する情報は正確に記載しましょう。
商品の状態が分かる画像を掲載する
メルカリでは、商品の状態がわかる画像を掲載しないことも禁止行為として挙げられています。
実物の状態を確認できる写真を使用することが基本です。
他人の写真や文章を無断使用しない
他のメルカリ会員が撮影した写真や、他サイトに掲載されている画像・文章などを無断で使用する行為も禁止されています。
自分で撮影した商品画像と、自分で確認した情報を使って商品ページを作成しましょう。
独自ルールを理由に取引を拒否することにも注意
メルカリには、「プロフィール必読」「即購入禁止」など、ユーザー独自のルールを見かけることがあります。
しかし、メルカリ公式では、独自ルールを理由に取引を拒否する行為を禁止行為として挙げています。
また、購入者に「良かった」の評価をつけるよう強制したり、キャンセル料・迷惑料を請求したりすることも禁止されています。
自分なりの希望を書くことと、メルカリの仕組みより独自ルールを優先して相手へ強制することは別です。
禁止事項に違反するとどうなる?
禁止されている出品物や禁止行為が確認された場合、メルカリでは状況に応じて措置が行われる場合があります。
- 商品削除
- 取引キャンセル
- 警告
- 一定期間の利用制限
- 無期限の利用制限
ただし、「この違反なら必ず何日停止」と一律に決まっているわけではありません。
違反内容や状況などによって判断されるため、出品前に公式ルールを確認することが最も確実です。

出品前に確認したい5つのポイント
- 出品禁止商品ではないか確認する
特殊な商品や初めて扱う商品は、公式ヘルプで確認してから出品します。 - 商品が実際に手元にあるか確認する
商品を確認できない状態での出品や、他サイトからの直送は避けます。 - 商品説明が正確か確認する
傷・汚れ・サイズ・仕様など、購入者の判断に必要な情報を正確に記載します。 - 「返品不可」「NCNR」「3N」などを書いていないか確認する
商品に問題があっても返品に応じないことを意味する記載は避けます。 - SNSや外部取引へ誘導していないか確認する
連絡や決済はメルカリの仕組みの中で行います。
まとめ|禁止ワードだけでなく「禁止商品・禁止行為」を確認しよう
「メルカリの禁止ワード一覧」を探している方に最も重要なのは、特定の単語だけを避ければ安全というわけではないという点です。
2026年8月時点で、メルカリ公式が禁止表現として具体的に挙げている代表例には、「返品不可」「ノークレーム」「ノーリターン」「ノーキャンセル」「3N」などがあります。
それ以外にも、偽ブランド品や手元にない商品の出品、外部サービスへの誘導、虚偽の商品説明、他人の画像・文章の無断使用など、多くの禁止事項があります。
メルカリのルールは変更・追加されることがあります。
出品できるか迷ったときは、個人ブログ等の「NGワード一覧」だけで判断せず、メルカリ公式ヘルプの最新情報を確認することをおすすめします。
メルカリShopsを運営している方へ
メルカリShopsで多くの商品を登録している場合、商品説明に気になる表現が入っていないか、一つずつ商品ページを開いて確認するのは大きな作業になります。
たとえば、この記事で紹介した「返品不可」「ノークレーム」「ノーリターン」「ノーキャンセル」「3N」などの表現が過去の商品説明に残っていないか確認したい場合があります。
ひとり商いラボの「メルカリShops 商品情報一括変更ツール」では、メルカリShopsの商品CSVを読み込み、商品説明に特定の言葉や文章を含む商品を絞り込んで確認できます。
商品説明に気になる表現が入っていないか確認する
まず、メルカリShopsから現在の商品CSVをダウンロードして、商品情報一括変更ツールへ読み込みます。
対象商品の絞り込みで、確認したい言葉を商品説明の検索条件として指定します。
- 返品不可
- ノークレーム
- ノーリターン
- ノーキャンセル
- 3N
たとえば「返品不可」を指定すれば、その文字列を商品説明に含む商品を絞り込んで確認できます。
同じように、確認したい表現を変えながら商品を探します。
この機能が、商品や文章を「規約違反」と自動判定するわけではありません。
メルカリ公式ヘルプで現在のルールを確認したうえで、自分の商品説明の中から確認したい表現を探すために使います。
修正が必要な商品だけをまとめて直す
確認した結果、修正する必要があると判断した商品は、対象商品を確認してから商品説明の変更方法を指定します。
- 指定した文章を削除:不要になった表現を商品説明から取り除く
- 文字列を置き換える:元の文章を別の文章へ変更する
- 先頭に追加:必要な案内を商品説明の最初へ追加する
- 末尾に追加:共通の案内を商品説明の最後へ追加する
たとえば複数の商品説明に同じ「返品不可」という文章が残っていて、削除する必要があると判断した場合は、該当商品を絞り込んで内容を確認し、指定した文章を削除して一括更新用CSVを作成します。
削除ではなく別の案内へ変更したい場合は、文字列を置き換える方法を使います。
すべての商品を一律に変更するのではなく、検索条件で対象商品を絞り、変更する商品と内容を確認してから処理するのが基本です。
変更内容を確認してからメルカリShopsへ反映する
ツールがメルカリShopsの商品情報を直接書き換えることはありません。
変更する商品と変更内容を確認したうえで、一括更新用CSVを作成します。
そのCSVをメルカリShopsのCSV一括機能からアップロードし、メルカリShops側でも対象商品と変更内容を確認してから更新します。
公式ルールを確認する → 商品CSVから該当する表現を探す → 対象商品を確認する → 必要な内容だけ修正する → CSVを作る → メルカリShops側でもう一度確認する
という流れで使えます。





