古着衛門の入り口を入ると、すぐのテーブルにはお客様や子どもたちに愛されているバルーンモーリーとメダカのいる水槽があります。
つい先日、エサをあげようと水槽に近づいたところ、、、
ん?
5mmくらいの小さな魚が泳いでいるぞ!
メダカの卵がかえったにしては大きい、、、
と、よく見てみると、、、

祝!!バルーンモーリーの赤ちゃんが生まれていました!!

オレンジ(メス)とブチ(オス)の子どもたちです。
よくやったぞ!!
おまえたち!
このバルーンモーリー
とてもおもしろい魚なんです。
オレンジ(メス)とブチ(オス) 、オスメスの違いわかりますか?
そう!
オスには腹ヒレのところに白い『ちんちん』がついているんです。
拡大してみるとわかると思います。
ただ、この 『ちんちん』 、、、
バルーンモーリーの場合、必要なときに生えてくるんです。
もともとバルーンモーリーは、メスの状態が多く、繁殖期が近づくと察した個体がオスになるのでしょう
繁殖期は、オスがメスを追い回し、 『ちんちん』 をメスに差し込む様子をよく見ることができます。
とても不思議な魚です。
アイリスプラザアクアリウム(ペット用品)

そしてもう一つの不思議!
バルーンモーリーの赤ちゃんは卵ではなく、胎児の状態で生まれます。
なので、今回のように気づかないうちに赤ちゃんがいっぱい泳いでる状態で発見されます。
だいたい、1回で10匹以上産むようです。
運がよければ産んでいる最中を見ることができるのですが今回は見ることができませんでした。
残念!
出産前のメスは気性が荒く、とても『でぶっちょさん』になります。
お腹の中で1匹あたり5mm程度まで育ててから出産するので、10匹以上がお腹の中に入っていたと思うと相当な苦労があったと思います。
よく頑張った!!
ねぎらってあげたいと思います。
いまは、スリムな状態で、泳ぎまくっています。
いっぱい、エサ食えよ~
現在の飼育経験から、
バルーンモーリーは、熱帯魚ですが意外と飼育温度帯は広く、水温15度~35度程度は大丈夫そうです。
寿命は2~3年
夏よりも冬の低温が苦手なようなのでヒータは用意してあげたほうが良さそうです。
エサは、メダカ用のエサでも、熱帯魚用のエサでもなんでも食べます。
性格は人懐っこく、あどけない泳ぎ方をしながら、エサの時間など、人が近寄ると、集まってくるので愛嬌があり可愛らしい魚です。 。
混泳は、メダカなど一般的な魚は大丈夫そうですが、結構気性の荒い魚なので、一緒に入れられた魚は疲れそうな気がします。
価格も、250~1000円程度と比較的お手ごろ価格なので、みなさんも飼育してみてはいかがですか?