バンドTシャツ(以下、バンT)は古着屋さんに行けば置いてある定番アイテムです。
インパクトのあるその見た目はロックテイストを出すには最適です。
今回はコーディネートに幅を持たせるにはぴったりのアイテムで老若男女多くの人に愛されていているパキ綿バンTについてご紹介していきます。
バンTとは
バンTとはバンドTシャツの略称でロックバンドがライブで物販として販売していたものです。
ロックバンドのロゴの他、そのアルバムやシングルの発売を記念してTシャツにプリントされ販促活動としても利用されてきました。
現代でもその流れは継承されており日本でも多くのアーティストがライブの度にプリントTシャツを作成しています。
古着屋で人気のバンTとしては、ACDC、メタリカ、ニルヴァーナ、ビートルズ、アイアン・メイデン、オジー・オズボーンなどがあげられます。
パキ綿とは?
パキ綿とは、パキスタン産の綿花のことを指します。パキスタンは世界の主要な綿花生産国の一つで、特に高品質な綿花を生産しています。この綿花は「パキ綿」として知られ、その品質の良さから世界中で需要があります。
さらに、パキ綿は持続可能な農業の観点からも価値があります。パキスタンでは綿花の栽培において、環境への影響を最小限に抑える方法が取り入れられています。これにより、環境に配慮した素材としても注目されています。
バンドTシャツを選ぶ際には、素材の質やその生産背景も考えると楽しいですね。
バンTは、パキ綿 がかっこいい!
バンTで人気なのが、パキ綿と呼ばれる素材のものです。
このパキ綿の特徴としては綿の質が悪くプリントが上手く乗らないということが挙げられます。
一見デメリットに見えますが、プリントがかすれ、まるで油性の絵の具で描いたような印象になりインパクト満点のプリントです。
しかしこのパキ綿を使用したバンTというのは、いわばダミー品でありオフィシャルのバンTを真似て作ったものです。
品質のいい綿ではなくコスト削減のために廉価なパキスタン産の綿を使用したところ古着屋では人気の高いアイテムとなりました。
希少価値が高く少し値段が張りますが、バンTにおける一張羅と言えるものなので好きなバンドでパキ綿であれば迷うことなく購入することをおすすめします。
パキ綿バンTのコーデ
パキ綿バンTといえば黒ベースなものがオーソドックスです。
Tシャツなので何にでも合わせやすい物になりますが、ロックテイストに合わせてみるのであればボトムはカラーパンツがおすすめです。
90年代以降に流行ったリーバイス501のカラーものなどで思いっきりロックやストリートに寄せるのもおすすめです。
SNSで見つけたパキ綿バンT
PULP FICTION即完してたけど10万って相場より安いんかな🤔個人的にはこっちのパキ綿UNIVERSAL SOLDIERが良さそうだな渋すぎ😆 pic.twitter.com/NWmdXjfAbM
— KEN (@Redzonejp213) April 27, 2021
出張からBack to Backからの今回の出張手当の使い道(大幅に手当から足出てる)
— UxYxA (@UxYxA) July 18, 2018
Priestのパキ綿とExciter当時物ツアーTという師弟(?)コンビが図らずも揃い踏み。 pic.twitter.com/gLGHd3GUsP
パキ綿バンTは、どこで買える?
パキ綿バンTを手に入れるには、古着店やYahooショッピング・楽天市場・セカンドストリートでは、様々な中古アイテムを見つけることができます。
ここでは、様々なスタイルやデザインの中から選ぶことができ、リーズナブルな価格で提供されています。
オンラインショッピングで中古品購入の場合は、商品の状態や評価をよく確認し、信頼できる販売者から購入することが重要です。
パキ綿まとめ
コーディネートの雰囲気を変えたいときに重宝するのがこのパキ綿バンTです。
プリントが派手でインパクトがあるものが多いので最初は戸惑う人もいるかもしれません。
そんな人には白のバンTもおすすめです。
白いTシャツの延長線上のような感覚なので抵抗感なく着用できます。
よくどのバンTを着たらいいのかわからないという声もありますが、着る人の個性が出るアイテムなのでお店でご自身のフィーリングに身を委ねて選ぶのがいいと良いです。
ライター:結うすけ
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