その名の通りフランスで使用されているワークアイテムです。
古着屋さんで目にするワークアイテムとして馴染みが深いものはアメリカの無骨なものですがヨーロッパのワークアイテムも魅力たっぷりです。
中でもフレンチワークは同じワークアイテムでもアメリカの物とくらべて無骨さの中にどこかスタイリッシュさを感じます。
この記事ではそんなフレンチワークについてご紹介していきます。
アメリカのワークアイテムとの違い
わかりやすい違いとしては色です。
アメリカのワークアイテムはどんな色がイメージですか?
と聞かれると多くの人はベージュだと答えると思います。
一方でフレンチワークとはいうとインクブルーが代表的なカラーになります。
青と紺のあいだの絶妙な色がたまらなくお洒落で日本人好みの色だと思います。
ディティールとしてはパンツの前立て部分にホックがつきます。
フレンチホックと呼ばれフレンチワークアイテム特有のディティールになります。
余談ですがフレンチワークに感銘を受けたパリコレブランドのマルタン・マルジェラの服にもこのフレンチホックが使用されています。
オススメのフレンチワークアイテム
1モールスキンジャケット
フレンチワークを象徴するアイテムです。
モールスキンとは生地の一種で「モール」は英語でモグラ、「スキン」は肌を意味し
丈夫で肌触りがいよく、風を通しにくいので防寒性も高いのが特徴です。
上下で見つかることも多くセットアップで着用できますしシャツ、タイ、革靴と合わせてドレスアップするのもとてもカッコいいです。
2ロングコート
アメリカンヴィンテージではワーク、ミリタリーともにその機能面からショート丈のものが多いのですが、フレンチワークではロング丈をよく見かけます。
使い込まれ雰囲気のあるロングコートはインパクトありますし、合わせやすいアイテムです。
細いパンツでも太いパンツでもコーディネートできるので使い回しがききますし、値段もリーズナブルなものが多いのでフレンチワークに挑戦してみたいという人にはオススメです。
さいごに
フランス人の美的感覚が機能面とともに服に落とし込まれたのがフレンチワークです。
アメリカ人のビジネスライクな考えから作られるアメリカンヴィンテージもいいですが、
フレンチワークはとにかくお洒落です。
かわいいインクブルーのから作られるかっこいいディティールのワークウェアが織り成すコントラストが魅力的で色っぽいです。
大人っぽい着こなしをしてみたいという人はぜひ挑戦してみてください。
ライター:結うすけ
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