今回は、
LVモノグラムキーケースの真贋です。
ルイヴィトンの中でも、お手ごろ価格なので人気が高く、偽物も多く出まわっているアイテムの一つですね。
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まず、画像で気になった部分は、3の画像のロゴが切れているところです。
ただ、小さいアイテムや曲線のあるアイテムは、本物でもロゴが切れているものもあるので一概にそれで偽物とは判断できません。
もう一つの気になるところは、 4の画像、前面ロゴのLの下の部分に金具が大きくかぶさっているところです。

特にヴィトンはロゴを大事にすることで有名ですから、これが本物で、世の中に出回っているとしたらここまでの人気にはならなかったと思います。
特に、前面のロゴは大事です。
だいたい偽物の雰囲気が感じられてきたところで、いろいろ見ていきましょう。

真贋ポイントその1、ヴィトン刻印
鮮明さに欠け、文字崩れがある。
真贋ポイントその2、スナップボタンの凸の形状が丸い
本物は、下のように三角おにぎり型である。

キーケースの要である、内部の金具を見てみよう
A B
真贋ポイントその3、Bの画像の金具の先端は、荒く曲げ加工されています。
これが、ヴィトンの仕事であるはずがない。
金具部分は、綺麗に仕上げる為には、どうしても手間や工数がかかってしまうので、偽物の場合は、コストを低く抑える為に、既製品の使用や手抜き加工が必要になってくる。
コバの処理も同様。
丁寧な仕事があったからこそのヴィトンの価値を貶める偽物の罪は重いですね。
真贋のポイントを、それらしく語ってしまったが、偽物の技術が向上すればそのポイントもいずれ使えなくなる。
見分け方は、本物との比較がセオリーなのだが、
本当に見るべきポイントは、『使いやすさ、美しさを追求したもの』なのか、『コストを考慮して作られたものなのか』なのだろう。
とにかく!
偽物をつくる人、良くないぞ!!。