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シンプルな機能美!ATTACHMENT/ペコスブーツコーデ

古着コーディネート

こちらずっと欲しかったのですがオンタイムで買えず、数年前にリユース品で発見しました。
最初はもうちょっと白っぽい感じでそれなりにくたびれていました。
ですが、ケアをしてちゃんとシューツリー(靴の形を保つための木型)を普段から入れておけばここまで復活します。

靴のケアを簡単に説明しますと、
①ブラシで細かいほこりを落とす
②ステインリムーバーを布に取って拭き、付着した汚れと前回入れたオイルを落とす
③シュークリームを薄く塗りこむ(あまり念入りにやると油分が後で浮き出てきます)
④なめらかな布地で拭いてツヤ出し
⑤最後にアメダス等のスプレーでコーティング

毎日履くなら1、2か月に1回。
月に数回なら、年1で十分です。
リユース品も見違えますので、是非試してみて下さい。

リユース品の靴は、なんとなく「履き潰したものしかないんでしょ?」というイメージを持たれるかもしれません。
ですが実際はすごく状態のいいものも潜んでいます。
これは、古着には「ブランド古着」と「ヴィンテージ古着」の2種類があるからです。

■ブランド古着→基本的に、現行で活動中のブランドの衣服がリユースに回ったもの(ヤフオクやメルカリ等で多いですね)

■ヴィンテージ古着→使われなくなった衣服や、ブランドのデッドストックを古着屋さんがピックしてきたもの

ヴィンテージ古着に注目して下さい。
『デッドストック』というのは、販売されることなくブランドの倉庫等からそのままリユースに回ってきたもので、その中には
全くの新品も含まれています。
なので、リユースの店に並んでいるからといって、『全て状態のよくないもの』というわけじゃないんですよ。

面白い世界ですよねぇ。
いろいろ探してみて下さい。探すのも楽しいですしね。

さて、肝心のペコスブーツですが、ご覧の通り履き口が長く、私にはルパン三世のイメージです。
足首がすっごく細く見えるアレです。

トゥ(つま先)は丸く、フォルムはすっきり細く、でも余計な装飾が一切なくてシンプル。
ですので、『フォーマル寄りカジュアルコーデ』と『カジュアル』両方にハマる優れものです。

『フォーマル寄りカジュアルコーデ』

まずは、普通の革靴として使う方法です。
ワイシャツに黒いパンツを使って、疑似フォーマルを作ります。
ブーツの履き口はパンツの裾の中に隠すと、普通の革靴の見た目になり、少しだけかしこまったシーンにも使えます。

そこから、大振りなストライプシャツを使うことでカジュアルに崩してこのコーデの完成です。
さらに前だけちょっとタックイン(パンツの中にシャツを入れ込むこと)して変化をつけています。
ジャストフィットのシャツを選んでしまうと仕事中にしか見えないので、あえてオーバーサイズにすることで『普段着ですよ!』という主張をします。

※ちなみに、フォーマルの礼装はちゃんと形式が決まっていますので、このブーツは不向きです。だから普段着としてカジュアルに崩して使っています。

『カジュアルコーデ』

同じシャツを使ってカジュアルに使います。
先のルパンとか、元ブルーハーツのボーカルの方がよくやっている履き方です。

オーバーサイズのシャツはタックインせずそのまま着ます。
パンツをジーンズに変えて、ブーツ全体が見える位置までロールアップ(まくること)します。
こっちはこのブーツの見た目を100%活かした使い方ですね。

履き口が高いブーツでも『履き口の幅が細い』ものと、『履き口の幅がゆるい』ものがあります。
これは『細い』ほうで、全てのブーツにこういう使い方ができるわけじゃありません。
ゆるいものはゆるいなりに、また別の見せ方があります。
この辺りは個人の好き嫌いなので正解はありません。

普通のお店なら、カジュアル靴ならカジュアル靴。フォーマルならフォーマルが固めて並べられていると思いますが、いろんな靴を見ることができるのも古着屋さんの楽しみの1つです。
気になったものがあれば、それが例え少々型崩れしていても愛情を注いで磨いてあげて、自分だけの一足にしてみたらいかがでしょうか?

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