バンドTシャツ(以下、バンT)は古着屋さんに行けば置いてある定番アイテムです。
インパクトのあるその見た目はロックテイストを出すには最適です。
今回はコーディネートに幅を持たせるにはぴったりのアイテムで老若男女多くの人に愛されていているバンTについてご紹介していきます。
バンTとは
バンTとはバンドTシャツの略称でロックバンドがライブで物販として販売していたものです。
ロックバンドのロゴの他、そのアルバムやシングルの発売を記念してTシャツにプリントされ販促活動としても利用されてきました。
現代でもその流れは継承されており日本でも多くのアーティストがライブの度にプリントTシャツを作成しています。
古着屋で人気のバンTとしては、ACDC、メタリカ、ニルヴァーナ、ビートルズ、アイアン・メイデン、オジー・オズボーンなどがあげられます。

バンTはパキ綿がかっこいい!
バンTで人気なのが、”パキ綿”と呼ばれる素材のものです。
パキ綿とはパキスタン綿の略称でその名の通りパキスタン産の綿です。
このパキ綿の特徴としては綿の質が悪くプリントが上手く乗らないということが挙げられます。
一見デメリットに見えますが、プリントがかすれ、まるで油性の絵の具で描いたような印象になりインパクト満点のプリントです。
しかしこのパキ綿を使用したバンTというのは、いわばダミー品でありオフィシャルのバンTを真似て作ったものです。
品質のいい綿ではなくコスト削減のために廉価なパキスタン産の綿を使用したところ古着屋では人気の高いアイテムとなりました。
希少価値が高く少し値段が張りますが、バンTにおける一張羅と言えるものなので好きなバンドでパキ綿であれば迷うことなく購入することをおすすめします。

バンTのコーデ
バンTといえば黒ベースなものがオーソドックスです。
Tシャツなので何にでも合わせやすい物になりますが、ロックテイストに合わせてみるのであればボトムはカラーパンツがおすすめです。
90年代以降に流行ったリーバイス501のカラーものなどで思いっきりロックやストリートに寄せるのもおすすめです。
さいごに
コーディネートの雰囲気を変えたいときに重宝するのがこのバンTです。
プリントが派手でインパクトがあるものが多いので最初は戸惑う人もいるかもしれません。
そんな人には白のバンTもおすすめです。
白いTシャツの延長線上のような感覚なので抵抗感なく着用できます。
よくどのバンTを着たらいいのかわからないという声もありますが、着る人の個性が出るアイテムなのでお店でご自身のフィーリングに身を委ねて選ぶのがいいと良いです。
ライター:結うすけ
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